取り扱いめっき製品紹介

セラミックス

セラミックスといっても様々な種類があり、色々な種類の試作依頼をいただき

一例としてアルミナ、窒化アルミへの全面や部分めっきの試作も手がけてきました。

また、弊社では熱電素子のめっきで量産実績があります。

焼結基板の用途は耐熱用が多く、ニッケルめっきや金めっきのご依頼が多くあります。

最表面のめっきは用途により選択可能ですが、下地のめっきが必要になります。


ガラス

ガラスの特性である絶縁性、光学的透明性、化学的耐久性、耐熱性、平坦性などを活かした

デバイス向けの材料として近年注目を集めています。

ガラス面への表面処理としてはスパッタや蒸着などのドライプロセスが主流ですが

ドライプロセスをウェットプロセス(めっき)へ置き換えることにより

生産性、コスト、応力による素材との密着不良等を改善できないかチャレンジしています。


パウダー

樹脂系・金属微粒子へのめっきを行っております。

めっきの実績として弊社では3 μm径以上のサイズの粒子へのめっきを対応しております。

めっきの種類としましては、金、銀、銅、ニッケル、スズなどがあります。

粉体にめっきをすることにより、導電性の付与・耐食性の向上など様々な機能を持たせることが可能になります。


CFRP

CFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastic)と呼ばれる炭素繊維強化プラスチックは

軽量かつ高い硬度を持つ性質から航空機や自動車用など様々な用途に使われています。

弊社でもこの素材の市場でのニーズを踏まえ、めっきによる新たな付加価値の付随に挑戦しています。

CFRPも成型方法により積層構造や一体成型等様々があり、表面構造もそれに伴い違いや特徴があります。

その特徴を生かしながら、お客様のご要望にあわせてめっきを行なっております。


カーボン

100%カーボン(炭素)製品へのめっきを行っております。

シート、ピン、粒子など様々な形状へのめっきに対応しております。

カーボンをメタライズすることにより、導電性の向上・強度の向上・2次加工への工程の短縮等

様々な機能を付加することが可能になります。


葉脈

金めっき(左)、銀めっき(中央)、銅めっき(右)

 

 

工業用途のめっきのみでなく、商品価値向上が見込まれる装飾めっきなどの依頼にも対応致します。

葉脈へのめっきは、下地めっきとして無電解めっきでの処理を行います。

葉脈であれば何でも良いというわけではなく、ヒイラギのような芯が硬い葉が適しています。

最近CNF(セルロースナノファイバー)と呼ばれる葉脈にも含まれるセルロースをナノレベルでほぐした

バイオマス素材も注目を集めていますが、セルロースという意味ではめっきも可能ではないかと考えており

めっきに取り組んでいきたいと考えております。

 


タングステンピン

針状のタングステンへのめっきを20 μm径サイズより対応しております。

タングステンにニッケル-金めっきをすることにより導電性の向上を図ることができます。

製品形状に合わせた弊社独自の治具を用いることにより数百本程度の少量試作より対応可能です。

針状以外の形状にも対応しておりますので、お問い合わせ下さい。


マグネシウム材

マグネシウムは、とても軽く高級感のある表面に特徴がありますが、取扱いに注意が必要な材質です。

めっきの表面処理を施すことで、使用用途が広がり軽量化に貢献できる金属となります。


チタン材

チタン材はその軽量さや耐腐食性、人体への低アレルギー性にすぐれる素材です。

チタンはその耐腐食性からめっきの難しい材料とされてきましたが

弊社では熱処理なしで、純チタン材へ強固な密着のあるめっきが可能となりました。


ルテニウムめっき

ルテニウムめっきはめずらしいめっきの種類となりますが

耐食性に優れ、電気接点や揺動接点としての活用方法もあります。


撥水めっき

撥水ニッケルめっきはフッ素樹脂を含有している為、撥水性はもちろんのこと

潤滑性にも優れ、揺動部品にも適しています。


再生めっき

最近ではコスト低減を目的とし、テスト基板を買い替えではなくリユースという選択肢もあります。

弊社では、テスト基板(BT板・テストボード・ソケットなど)で接触端子による金めっきの削れなどで

使用が困難になった基板に対して、接触部のみの修復めっきを実施しています。

また、基板へ転写(付着)した金属(スズ・鉛)の除去洗浄も手掛けています。


CC-50(インバーター制御盤)

CC-50概要

ファン・ポンプの風量や流量を調整する際ダンパーやバルブによる方式が一般的に使用されていますが

この方式で風量や流量を下げてもこの部分で損失が増えるばかりで電動機のエネルギー低減になりません。

そこで、このインバーター制御盤『CC-50』にて回転数(周波数)を細かく調整し風量や流量を抑えることで

大きなエネルギー削減をするとともに大きな電気料金削減効果が期待できます。

弊社でも50%以上のランニングコスト削減実績があり、『CC-50(Cost Cut 50%削減)』の名称の由来です。

CC-50による効果

・ 電気料金の削減(電力量削減)

 

・ 地球温暖化防止に大きく貢献

 

・ 電気基本料金の削減(負荷率向上)

 

・ 機械損失の低減

 

対応設備

・ 排気ファン           ・ カスケードポンプ

・ 吸気ファン           ・ ダイヤフラムポンプ

・ エアーハンドリングユニット   ・ マグネットポンプ

・ ルーツブロワ          ・ その他、ファン、ブロワ、ポンプ等

 

 

現地調査及びお見積り

上記のような対応設備で風量や流量を抑えて(機械的に)使用が可能な場合は、『CC-50』を

導入いただくことで大幅なコスト削減になります。必要に応じて現地での調査を行わさせていただき

導入いただいた際の削減効果をシミュレーションした上でお見積り致します。

インバーター制御盤『CC-50』は単体での販売と現地での設置及び配線工事を含めた販売をご選択いただけます。

様々な電動機容量に対応しておりますが、電動機の仕様等によって対応できない場合がありますので

お問い合わせ下さい。